| カナダからの帰り、ラスベガスに寄った。１９９９年にラスベガスを訪れた際はキャンプツアーに参加していたので、街の雰囲気を味わった程度で有名なショーを見たりバフェに行ったりということもなかったので、今回それが果たせて良かった。２年前にラスベガスに行った母が、「ホテル・べラジオで開かれる”Ｏ（オー）”のショーは必ず見ろ！」というので、日本から事前に予約をして見に行った。確かに噂通りのイリュージョンの世界で、仕掛けが分からず、彼らは中国雑技団のようなすご技もやって退けた。そんなAmazing！とも言うべきショーだったのに、時差のせいか、不覚にも３分の１くらいは寝てしまって、ショーが終わった時には夢でも見ていたかのような感覚で目覚めたのだった。 ９月１１日が同時多発テロから丸４年だったせいか、アメリカ入国の際の審査は非常に厳しく、セキュリティーを通る時は上着や靴を脱がされ、全員の顔写真と指紋も取っていた。さらに妹のスーツケースはロックをしていた為、トロントからシカゴ経由でラスベガスに着き手荷物を受け取った際、鍵がこじ開けられていて、スーツケースはガムテープでグルグル巻きにして開かないよう固定されていた。ＴＳＡ（これをやったセキュリティーの会社）に文句を言うと、クレームフォームを渡されたが、後で荷物の中に入っていた小さな紙切れには、「セキュリティーの為、やむなく鍵を壊すことがありますが、その責任は一切負いません。」とだけ書かれてあった。 |
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