| アジアに魅了され続けながらも、いつかは行ってみたいと思っていたヨーロッパ。いつものように一人旅の予定で航空券の予約をしていたが、母も突然思い立って同行することになり、３週間５カ国２人旅になった。 もともとドイツに行きたいという強い思いは無く、たまたま今回フランクフルト往復だったから、じゃあついでに見て回ろうかくらいで、私達の中ではあくまで他国メインで考えていた。が、いざ一歩足を踏み入れてみると、ドイツは面白い。いろんな意味で、関心することも多い。まず何処へ行っても清潔、治安も良さげ、人は一見無愛想そうでもすごく親切、料理も不味いだろうと思っていたのに意外といける、パンも美味い、スーパーや列車の中にも普通に犬が入ってくるけど犬のお行儀がとても良い。しいて言えばお天気だけは憂鬱だけど、何より歴史と文化を大切に守っている姿勢がすごく伝わってくるし、地域によって様々な特色があるので、またいつか行ってみたいと思わせる魅力がある。 今回は母も一緒だったので、いつもの貧乏旅行よりだいぶランクUP。主な移動は、ドイツ・オーストリア・スロヴェニア・クロアチアのユーレイルセレクトパス（１等）を使ってみた。EU加盟国の国境間では何の審査もないけど、町並みや自然、人々の顔立ちなど、車窓から見る風景に変化が現れて初めて国境を越えたんだなと実感する。その瞬間のワクワクは、島国日本では経験できないもの。いつかまた、ヨーロッパの国々を列車で旅してみたいものだ。 |
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