| バンクーバーの語学学校で知り合ったメキシコ人の友人から、クリスマス＆ミレニアムにメキシコへ来ないかとの誘いを受け、トロントからサンディエゴ空港へ飛んだ。友人はアメリカと国境を接するティワナという町の住民で、国境を越え、車でサンディエゴ空港まで迎えに来てくれた。空港から３０分程で、いつの間にか友人宅に到着していた。あれ、入国審査は？友人の話によると、メキシコからアメリカ入りするには厳重な審査を受けなければならないが、逆にアメリカからメキシコ入りするのはいとも簡単だそうだ。私…、日本人なんだけど大丈夫なんだろうか？？案の定、出国の際、「何で入国スタンプが無いんだ！？」と怒られ、内心ドキドキだったが、「次から気をつけるように。」とだけ注意され、あっさり出国できた。ホッ。カナダ人の友人達に、「私、今度メキシコ行くんだぁ。」と話すと、皆口を揃えて言ったのが、「生水を飲むな。」ということ。よほど高級なホテルのレストラン以外でサラダ等の生野菜を食べることは厳禁で、歯磨きをする時もミネラルウォーターでうがいをしろというのだ。さもなければすぐにお腹を下すと脅され、最初はその言いつけをきっちり守っていたが、どうしてもサラダが食べたくなって、ついにそこら辺の食堂でサラダを食べてしまった。･･･が、私のお腹は何ともなく、その後も無事旅行を続けた。クリスマスを友人宅で過ごし、その後、友人とその家族と一緒にメキシコシティを目指して、車で南下。メキシコ人はフレンドリーで面白くて、私は大好きなのだが、何をするにも何処へ行くにも予定通りに進まないという意味で、ずっとメキシコ人一家と行動を共にしていた私は、今回の旅で、いつもとは違う疲れを感じてしまった。ミレニアムは、コリマという小さな町で親戚中が集まって、テキーラを片手に夜明けまで歌い踊って新年を祝っていた。親戚といっても、日本ではほとんど会うことのない、はとこ同士までもが集まって祝うので、本当に賑やかな一夜だった。 |
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